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 今回はミャンマーミッションが私のもとへ転がり込んでから、
ミャンマー第一調査地到着までの旅行記?です。

調査関係の旅行記は今月末までに更新予定。
追々、宿泊情報なども追加していきますので ぱらぱらと簡単にご報告です。


 ミクロネシアで帰国準備と救急車案件を抱えバタバタしているところへ、いきなりオファーが来ました・・・
挿し絵
ミャンマーでの現地医療事情調査ミッション。しかも専門家。

えっ・・・オファー・・・私でいいのか、出来るのか・・・専門家だよ・・いいの?・・・・
しかもまたしても年越しは海外・・・紅白も除夜の鐘も無い・・・悩みましたがやっぱり行かせて頂きますと答えてしまいました。

我ながら呆れましたが、好きなんですね、現場が。

帰国してからはミャンマー出発まで落ち着かない日々。あちこちの診療所へお手伝い。
プライベートでも そんな流れですから久々の友人たちとの再会もままならず ・・・(-_-;)。
あー・・・なんてこと・・・な毎日。

でも着々と時間は過ぎ出発日がやって来ました。

 冬のすっきり晴れた青空が広がる北海道を「わー、きれい・・」と楽しむ余裕もなく旭川空港から名古屋へ飛び立ちました。「荷物もなきゃないで何とかなる」と協力隊活動で培われたアバウトさから(もとから?)必要最低限に抑えてのミャンマー行き。

 名古屋では他の専門家の方々やJCPFとの顔合わせと打ち合わせ。名古屋駅直結?のマリオットホテルに宿泊、お部屋は広いしきれいだし「あー・・・専門家っていいなぁ」と思ったのも束の間、パソコンの設定で徹夜。
ホテルライフを楽しむどころか明日からの調査を髣髴とさせる出発前夜・・・・。
無事、帰国できればそれでいいや、と開き直り朝日を見ました。

 朝、名古屋国際空港からバンコクへ、バンコクで乗り換え・・・これが長い。
待ち時間も長いがゲートまでの道のりも長い・・・。トムヤンクン風ヌードル、パパイア、パイナップル・・・食べて食べて時間をつぶす。
ゲートまでの道のりも文句を言いながら歩く。
いい年をした女の眉間にしわ寄せての独り言は不気味だったはず。
周りの皆さん、ごめんなさいでした。でも 遠いんだもん。
挿し絵
 さて、やっとバンコクからミャンマー・ヤンゴンへ出発。機内ではぐっすり・・・・。
気がつくとヤンゴンでした。外は真っ暗。飛行機から降り立つと暑いと聞いていたのに意外と心地よい外気。
湿度も低い。これなら健康管理は楽、(^。^)、なんてことを思いました。
 ヤンゴンでの入国審査。
私たちは殆どフリーパスに近い状態だったのですが荷物が来ない・・・ここで私は(-_-;)。
どうして こういうところはこうなんだろう・・・と考えてしまいました。
 先進国とか途上国、そんな言葉で区切るのはとても嫌いですが概して途上国と言われる国はのんびり傾向。例えば南国で時間に追われなくても食べるものもあるし・・・ならまだ理解できますが
物が不足している国でもこんな感じ・・・これは足るを知っていて悟りを開いているのか諦めているのか、国民性なのか・・・問題と感じる部分が違うのか・・・この共通項のベースは何なのか・・・非常に興味深いです。
精神的に成熟しているから日本人が気にしがちなことも大らかに構えていられるのかな?
でも、実際日本人の方がおかしいのかも・・・。

 そうそう、ミャンマーに入国する際は強制両替があります。私たちは政府関係だったので必要なかったのですが外国人は有無を言わさず現地通貨に両替させられます。
300US$!!これは一週間程度の旅行なら使い切れない。
この現地通貨はアウンサンスーチー女史問題から経済制裁を受けているミャンマーですから
持ち帰っても何にもなりません。頑張って使い切りましょう。

 さて無事、入国審査を終えホテルへ。
私たちの調査行程中、ずーっとベース基地となった「ヤンゴンインターナショナルホテル」へチェックイン。このホテルは経営者が日本人で フロントは日本人よりも正しい日本語を話すスタッフが男女各一名。心強いです。
一泊25US$ですが部屋は広いし公園に面しているし・・・お勧め。
 このホテルのもうひとつの特徴は様々な国際機関が事務所をおいていること。経済制裁下ではありますがユニセフなど きちんと手を差し伸べています。だから 安心して宿泊できます。
一階にはレストラン。オープンカフェもどきの小さなスペースもあり朝食など、気持ちよく外で食べられます。
ただ難点があるとすれば・・・・やっぱり、お湯がね、あまり使えない。シャワーは途中で水になりますから冷房をオフにしてから入浴しないと風邪を引きます。そして停電。パソコンなどを持ち込む場合はバックアップ電源は必需。かつカメラなどの電池は充電式の方がベスト。電気が通っている時にこまめに充電しましょう。

 さて ホテルにチェックインし通訳兼ガイドとして全行程同行するミスター・チョーやドクター・チュチュとのご対面を済ませ到着日は早々にお開き。早々といっても既に夜の11時。
ミャンマーなのかどこなのか実感の無いまま 移動でヘトヘトの私たちは速攻、おやすみなさいを言いました。

・・・。
さぁ・・・ここから先は 次回の更新で・・・・。
珍道中の幕が上がったのですよ

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