過去の記録 (1)

夏の研修旅行のひとこま・・・・えっ?
パラオ



日本からも 直行便が 夏季限定で出ているパラオ。
現地の方の生活は ミクロネシアとさして 違いはありませんが
やはり、観光資源が豊富で 大手のホテルなどが入っています。
勿論、ダイバーにとっては 一度は行ってみたい、潜ってみたい海。

日本からは アイランド・ホッピングで ヤップ島などに寄りながら
パラオを訪れるのも 良いと思います。
パラオの往復は どちらか一方だけでも 日がある時間に
到着、発着することをお薦め。
パラオは 200を超える島々からなる共和国ですから
是非、上空から 可愛いマッシュルーム型のロック・アイランドを含め、
海底火山の噴火による石灰岩の溶解で 海の水が白くなっている
通称、ミルキーウェイなど、楽しんでいただきたいですね。
観光場所としては 先にご紹介したロック・アイランドへの
ピクニック、隣のミクロネシア連邦に属するヤップ島で使用されていた
ストーンマネーの採掘場へのチャレンジ登山、ここは 手すりも付いており
途中に休憩ポイントもあるので 楽と言えば 楽・・・?
ドーナッツ型の直径250p 厚さ50p近い ストーンマネーの現物も
見られます。
歴史を垣間見るには パラオ博物館、ここには貨幣価値のある
マネービーズや昔の生活を刻んだストーリーボードなどが展示されてます。
ここでは 伝統民具の複製品や写真、絵はがきなどのお土産も探せます。
日本の専門家達が働いている 水産試験場も 一見の価値有り。
両手を広げたくらいの大きさのしゃこ貝などが 見られますし
カメなど 他の生き物も 水槽越しに観察できます。
ここでも 勿論、お土産が買えます。ベビーしゃこ貝のアクセサリーや
置物など・・・。しゃこ貝は 国外持ち出し禁止ですから
ここで購入し 持ち出し許可書などをもらうことになります。
貝と言えば 市内中心に 
小さいですが 珍しい貴重な貝も展示されている貝の博物館もあります。

南洋州国と日本の戦争は 切り離しては語れませんが
ここ パラオには 残念ながら 戦争に関する資料館などが
私の知っている限りでは ありませんでした。
ただ、水深1bくらいのところに 零戦が放置されていたり、
日本統治時代の遺跡見学はできます。
ペリリュー島やアンガウル島には その戦跡が残っているそうです。
私は 行きませんでしたが 船で渡れます。
また、現地に現地語として残っている日本語に
当時の状態を伺い知ることが出来ます。
対日感情は 観光客として 滞在する限り とても友好的です。

さて!!
ダイビング。
残念ながら 昨年からの海水温の上昇により
サンゴの70lが死滅したと言われています。
正直、サンゴには がっかりしました。・・・自然現象とはいえ、
どこかに やはり、人間が 要因をつくっているのでは・・・と
心が痛みました。
しかし、ブルーコーナー、健在です。
ギンガメ、バラクーダー、サメ、の大群。
人間好き?なナポレオン、貴重なイトヒキアジ等々・・・。
ため息の連続です。
大物ばかりと思えば マクロ系も充実しています。
ニシキテグリ、イナズマヤッコ・・・見たかった魚を殆ど、クリアしました。
船での ポイント移動中には イルカのグループと遭遇。
華麗なジャンプを見せてくれました。
圧巻は 船の上から 悠々と泳ぐマンタに出会ったこと。
逃げもせず、船が何?という感じで スイスイと 泳いでいました。

さて・・・これらの素敵なダイビングをさせて下さったのは
パラダイス・ダイバーズ・パラオの皆さん!!
リクエストをすると 本当に 真剣に探して下さいますし
船の移動中も 観光スポットを廻って頂きました。
スタッフは 日本人プラスローカルスタッフ。
オーナーは 眉毛に特徴のある 小池サン。
インストは 笑うと 歯が可愛い 阿部サン。
ダイブマスターは 一生懸命な姿勢の菅野サンと
真剣に わがままに対応し 頑張っていただいた 藤村サン。
ローカルスタッフは お茶目なフレディーとザインのコンビ。
値段も交渉次第、空き次第で 安くなると思います・・・?ホント?小池サン。

連絡先は paradisedivers@palaunet.com

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